胆嚢粘液嚢腫

胆嚢内にゼリー状の不純物が溜まる病気です。人で言う胆石が近いイメージです。

近年発見される機会が増えています。

ゼリー状のものが胆道に詰まることや胆嚢自体が破裂することで劇的な症状を出します。

根本的には手術が必要となることが多い病気です。

 

肥満細胞腫

犬、猫ともにメジャーな腫瘍の1つです。

基本的には悪性ですが悪性の度合いはかなり幅がある腫瘍です。

そして悪性腫瘍としての性質の他に胃酸を多量に放出させ胃潰瘍などを起こしたり、腫瘍周辺の掻痒感、痛み、腫れなどを引き起こすことがあります。

治療は内科、外科、放射線がありますが多くは手術が第一選択となります。

普通の腫瘍より大きめに切ることが多いです。

乳腺腫瘍

乳腺腫瘍は犬で最も多い腫瘍で猫でもメジャーな腫瘍の1つです。

犬では約半分が悪性、猫では約9割が悪性とされています。

治療の第一選択は手術になることが多い病気ですがその前に中の細胞を見る検査をすることもあります。

切除法は数種類のうちから最適なものを選択しています。

また、若いうちに避妊手術を行うと乳腺腫瘍になりにくいと言われています。

免疫介在性溶血性貧血(IMHAとNRIMA)

主に犬の貧血疾患で現在日本に多いミニチュアダックスフンドによく出る病気です。

ほとんどは集中的な内科治療が必要となります。

赤血球が壊れる再生性とその前の段階で骨髄内で壊される非再生性があります。

骨髄の検査をすることがあります。

 

膀胱結石

文字通り膀胱に石ができる病気です。

基本的に溶ける石の場合は内科で治療、溶けない石の場合は手術で治療します。

尿道に詰まって尿毒症を起こすと緊急を要するので男の子は特に注意が必要です。

いろいろなタイプの結石があります。

股関節脱臼

犬猫には人と同じ様な病気が多々ありますが、意外と違うところも多いです。

股関節脱臼もその1つです。

犬では生まれつき股関節のはまり方が緩いなどの理由から、筋肉の衰えとともにちょっとした事で脱臼してしまう(特に老齢の場合が多い)ことがあります。

治療はいろいろありますが今回は外科手術(骨頭切除術)の写真です。

手術で骨頭を切除します。

手術後はリハビリを行います。

ほとんどの子が以前と同じ様に歩けます。

 

 

 

 

 

 

 

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外科
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