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整形外科

椎間板ヘルニア

我が国ではダックスフンドで1番多い病気です。

人にもある病気なので名前は馴染み深いですが人との体の構造の違いで人にはない病態も起こします。

当院では大まかに言って起立歩行できるものは内科治療、起立歩行できないものを外科治療としています。

外科治療を行う場合CTあるいはMRIで場所を特定してから手術を行っています。

運悪く生涯のうちに何回か繰り返す子もいます。

予防は太らないこと、階段を昇降しないことなどが挙げられます。

股関節脱臼

犬猫には人と同じ様な病気が多々ありますが、意外と違うところも多いです。

股関節脱臼もその1つです。

犬では生まれつき股関節のはまり方が緩いなどの理由から、筋肉の衰えとともにちょっとした事で脱臼してしまう(特に老齢の場合が多い)ことがあります。

治療はいろいろありますが今回は外科手術(骨頭切除術)の写真です。

手術で骨頭を切除します。

手術後はリハビリを行います。

ほとんどの子が以前と同じ様に歩けます。