狂犬病
日本では法律で生後90日以上のワンちゃんは公的に登録が必要です。
また、生後91日以上で年1回の狂犬病予防注射が必要となります。
いずれも当院で可能です。ご予約は必要ありません。
狂犬病は、主に狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよび野生動物におもに咬まれることによって感染し、発症するとヒトもイヌもネコも100%死亡する恐ろしい病気です。
日本では国内発生源の狂犬病は1957 年以降発生しておりませんが、しっかり予防したい病気です。
犬ワクチン
5種、8種、9種とそのコに合ったワクチンをご用意しております。
当院のワクチンは、アレルギーなどの副反応が少ないものを使用しています。
費用
いずれも\8,000(税別)
犬ジステンパー
高熱・目ヤニ、鼻水が出て、元気や食欲がなくなり、嘔吐や下痢もします。また、病気が進むと神経系が侵され、麻痺などの後遺症が出る場合があります。死亡率の高い病気です。
犬パルボウイルス感染症
激しい嘔吐・下痢を起こし、食欲がなくなり、急激に衰弱します。重症になると脱水症状が進み短時間で死亡することがあります。伝染力が強く死亡率の高い病気です。
犬伝染性肝炎
発熱・腹痛・嘔吐・下痢がみられ、目が白く濁ることもあります。生後1年未満の仔犬が感染すると全く症状を示すことなく突然死することがあります。
犬アデノウイルス2型感染症(犬伝染性咽頭気管炎)
発熱・食欲不振・クシャミ・鼻水・短く乾いた咳がみられ、肺炎を起こすこともあります。
他のウイルスとの混合感染により症状が重くなり、死亡率が高くなる呼吸器病です。
犬パラインフルエンザ感染症
カゼ症状がみられ、混合感染や二次感染が起こると重症になり死亡することもあります。
伝染性が非常に強い病気です。
犬コロナウイルス感染症(CCV)
成犬の場合は軽度の胃腸炎ですむことが多いのですが、犬パルボウイルスとの混合感染では重症化することも。
子犬の場合は、嘔吐と重度の水様性下痢を引き起こします。
犬レプトスピラ感染症
数種類のタイプがあり、人間にも共通の感染症です。
イクテロヘモラジー型
発熱・嘔吐・黄疸・歯肉からの出血などがみられます。
カニコーラ型
発熱・筋肉痛・脱水症状などが現れ、尿毒症になり2〜3日以内に死亡することがあります。
ヘブドマディス型
腎炎と肝炎を併発する事があり、死亡率も高い病気です。
猫ワクチン
費用
完全室内飼育の猫ちゃんには3種混合(\4,000)(税別)、外出するねこちゃんには5種混合(\7,000)(税別)をおすすめしています。
猫ウイルス性鼻気管炎
くしゃみ、鼻水、発熱などの風邪に良く似た症状や結膜炎、角膜炎などの眼に症状が出る事もある病気です。重症になると死亡することもあります。
猫カリシウイルス感染症
くしゃみ、鼻水、発熱等の風邪に良く似た症状を引き起こします。口の中に潰瘍、水泡ができ、食事をとれなくなることもあります。特に子猫の場合重傷化すると死亡することもあります。
猫汎白血球減少症
元気食欲がなくなり嘔吐、下痢、発熱等の症状を引き起こす成猫でも死亡率の高い病気です。体力の無い子猫などは1日で死に至ることもあります。
猫白血病ウイルス感染症
白血病やリンパ腫などの腫瘍や著しい免疫力の低下を引き起こします。3年以内に80%が死亡します。
外出する猫は予防したい病気です。
猫クラミジア感染症
結膜炎が主な特徴です。他にくしゃみ、鼻水、咳、肺炎を引き起こすこともあります。